top of page
さやか

南砺市で木質ペレットをPRしました!

みなさん、こんにちは!この記事の執筆を担当します、さやかです!


私たち富山_エネルギー地産地消メンバーは昨年度に引き続き、フィールドである富山県南砺市エコビレッジ課のみなさんのご協力のもと、木質バイオマスの普及と地域経済循環の実現に向けて活動してきました。


今回は今年度の活動の集大成として、2月18日〜20日までの2泊3日でメンバー6人が南砺市に伺いました。

初日の18日は世界文化遺産である相倉合掌造りで開催されたライトアップイベントに参加させていただき、木質ペレットの説明やペレットストーブ、資源循環についてのパネルの展示と来場された方へのアンケートを実施しました。


イベントに訪れる方は周辺地域から来られる方が多いように思っていたメンバーでしたが、関東から九州というように全国各地から訪れる方々に加え、海外からの観光客も多く、世界においての相倉合掌造りの知名度を感じました。



2日目は南砺市内にあるショッピングモール「ア・ミュー」で開催されたSDGsイベントにて、初日と同様木質ペレットの展示を行いました。ただ、室内ということで火気使用が難しかったため、アンケート

調査が中心となりました。


会場ではSDGs体験コーナーとしてSDGsの取り組みを普及させるためにゲームを使って楽しく学べる工夫をされている方など、ペレットや林業にかける人々の情熱を感じました。地域の課題をしっかりと理解し、解決のために自分たちができることと人に頼るべきところについて深く考えているところが印象的でそれぞれの地域への愛を感じました。


最終日はなんとペレット工場の見学をさせていただきました。組合の方から、南砺市の面積の約8割が森林であることや、ペレットの製造によってエネルギーを作り出すだけでなく、放置残材の減少や健全な森林経営を行うことができることなどをお話しいただきました。


その中で、南砺市と組合が「森林は利用できない土地ではなく、まちの財産である」という考え方を基に、森林・エネルギー・経済すべての循環に向けて取り組んでいることを学びました。ペレットの原料となる杉の香りに満ちた工場で、新たな地域のエネルギーになりうる素材がわたしたちの身近にあることを実感しました。








今回の南砺市での現地活動は、昨年度から計画を立ててきたものです。昨年は新型コロナウイルスの影響でイベント自体が中止になってしまったため、一年越しのイベントの実現はとても嬉しく感慨深いものがありました。

南砺市エコビレッジ推進課の皆さんをはじめ、私たちの活動にお力添えをしてくださったたくさんの方々にこの場をお借りして感謝申し上げます。本当にありがとうございました。


今年度の活動はここで一区切りとなりますが、「電気」という手軽に使える機器がある中でどうしたらペレットストーブを生活の中に取り入れてもらえるのか、そして、なんとペレットを地域内外に広めるために必要となるコストについてなど、学びたいこと・知りたいことはまだまだたくさんあります。これらの疑問点や学びたいこと、さらには今年度の反省点を次年度の代にしっかりと引き継ぎ、今後の活動に活かしていきたいです。


閲覧数:14回0件のコメント

最新記事

すべて表示

ロゴ作成

Comments


bottom of page