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真庭市の木材利用について勉強しました!

更新日:2021年10月24日

 

 こんにちは!この記事の執筆を担当します、環境リスク共生学科1年のさんじです!


 今回は、実習メンバー(アリタク)が木材利用において日本でトップを走っている岡山県真庭市に視察に行ったので、プロジェクトメンバー間で情報共有をするため、オンライン座談会を2021年8月7日に行いました!


 まず、視察を行ったメンバーに真庭市での木材利用について説明をしてもらい、その後の質疑応答では「バイオマス発電」「木材利用」について知識を深めることができました!


 私たち、再エネ経済循環プロジェクトは、エネルギーの地産地消を通して、循環型地域経済の実現を目指して活動しています。2021年度は、富山県南砺市をフィールドに、林業や木質バイオマスのエネルギーの利用、地域経済循環について実践の中で学んでいます。


 真庭市は、岡山県の北部、岡山市の上に位置する市です。全国的なヒノキの産地であり、木材産業が盛んな地域。2014年に真庭市バイオマス産業杜市構想を掲げ、SDGs未来杜市に選定されています。





 真庭市で行われている、再生可能エネルギーで電気の自給率100%を目指す取り組みや、木材利用の普及方法について教えてもらいました。再生可能エネルギー自給率を上げるため、バイオマス集積基地やバイオマス発電の仕組みや工夫している点についてや、地域電力の地産地消モデルについて、新電力が抱える問題について説明がありました。また、木材はCLTを利用した普及を目指していました。CLT(Cross Laminated Timber/直交集成板)は、ひき板を繊維方向が直交するように積層接着した重厚な木製パネルで、厚みや幅があるため、高い断熱性や耐火性、強度が期待できます。CLTを利用して、真庭市の小学校を建設したり、中央図書館をリノベーションしたりしました。CLTの利用拡大により、国産木材の利用を促進することを目的としています。ちなみに、東京オリンピック・パラリンピックの選手村では、建築家・隈研吾氏のデザイン監修のもと、真庭市産のスギ・ヒノキCLTを用いて、パビリオン棟、屋内展示棟、展示別棟の3棟が建設された。













 実習メンバーからは発電所の仕組みや事業などについての質問があがりました。実習先とは違う地域の取り組みについて聞くことができ、とても勉強になりました!


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